「少しずつでも前進!」自己肯定感アップの方法

こんにちは!

今日は、私の永遠の課題であり、コーチングを学び始めてからずっと学び続けている、「自己肯定感」について書いていきたいなと思います。

この自己肯定感については、私の経験も踏まえて、今後いろんなところでお伝えしていきたいなと思っています。

実はつい3年前、私の自己肯定感はどん底でした。

今も、揺れ動く自己肯定感ですが、揺れ幅が少なくなり、時間が経つとしなって戻るような、そんな感覚を少しずつ体得しているように感じています。

「自己肯定感」って何でしょう?

どんなに「自己肯定感」が安定している人でも、自己肯定感というのは揺れ動くものなのです。

細かくお伝えすることは今回しませんが、自己肯定感は「6つの感」でできている、と言われています。

〇自尊感情 ・・・ 自分には価値があると思える感覚

〇自己受容感 ・・・ ありのままの自分を認める感覚

〇自己信頼感 ・・・ 自分を信じられる感覚

〇自己決定感 ・・・ 自分で決定できているという感覚

〇自己有用感 ・・・ 自分は何かの役に立っているという感覚

「6つの感」を聞いてみて、どう感じますか?

「私、自分のこと信じてあげれたないな。」「自分の人生は自分で選択できてるな」など、それぞれ感じることがあるのではないでしょうか?

自己肯定感の低さから自分を大切に想えない日々

3歳、1歳の子どもを抱えてフルタイム転職した時、”転職をする”という決断ができたため「自己決定感」は満たされていましたが、「自尊感情」や「自己有用感」は著しく低かったなと思います。

”こんな私がどうして採用してもらえたんだろう?”と自分の価値を信じてあげられなかったあの頃。さらに、小さな子供が2人もいてもなお、正社員で雇ってもらったのならば、「同僚・上司の役に立たなくては!」と焦る日々。なかなか思うように成果が出せない状況に、入社4ヵ月後には、先輩や上司の前で涙する状況に…。

「誰の役にも立てない」「自分が何かできる存在だと思えない」自己肯定感がどんどん低下していきます。

そんな状況でもがむしゃらに走り続けて1年後。ようやく軌道に乗ってきたなと思った矢先にまさかの新型コロナウイルスの蔓延。

出社制限がかかり、「新しいコミュニケーションの時代」だと言われ続けたあの頃。

在宅勤務に切り替わるも、切り替わった当初は、リモートでの同僚とのコミュニケーションがうまくいかない時も多く、こじれにこじれて「あなたと話すと費用対効果が悪い」などと言われることもありました。

「自尊感情」「自己有用感」に加えて、自分であることすら責めるという、「自己受容感」も「自己信頼感」も著しく低かった、そう、どん底だったのです。

「母親」と「自分」との間でゆらぐ感情

仕事でどんな状態であっても、18時を迎えるころには「母親」でいなくてはいけません。

母親としては、1日保育園で頑張ってくれた子どもたちと笑顔で接したい。

たくさん話を聞いてあげたい。

「大丈夫!!」って言ってあげたい。

子どもの前では「ママがいるから大丈夫!」と笑顔でいても、仕事では「自分は不要」だと感じて不安で仕方がない。

バランスが崩れまくる。

とにかく、自己肯定感が揺れに揺れまくっていました。

自分と向き合おうと思ったきっかけ

そんな私が自分と向き合おうと思ったきっかけは、知人の「コーチングに出会い未来が変わりました!コーチになっちゃいました!」のSNSの投稿。

「未来が変わるってどういうこと?」コーチングという言葉は聞いたことがあったけど、なんやかんやと言い訳を付けて延期していた自分。

でもこの時がきっと自分のタイミングだったんです。

「コーチング受けたいです!紹介してください!」

気づいたらMessangerを送っていました。

ここで変わらなくては。変わりたい。自分の殻を破りたい。

とにもかくにも、この状態から抜け出したい。

勢いそのまま、未知の世界であるコーチングを受け始めました。

”自分を受け入れられてない人は対人支援などできる訳がない

”この状況から抜け出したい”そう思っていた私は、その想いが先走り、

「この仕事を辞めて対人支援をしたいんだ!」

「今の仕事ではなくて、何か人の役に立つような、子供たちやママが笑顔になるようなことをしたい!」

と事あるごとにマイコーチにそう伝えていました。

でも、私から出てくる言葉は

「昔から自分を好きになれない」

「対人関係に自信がない」

「(過去の経験から)自分は何もできない」

というネガティブな言葉。

今思えば、「自分、かわいそうでしょ?だからがんばれないんだよ。わかってくれる?」という甘えもあったと思います。

あまりにも自己肯定感が低い言葉が並びすぎて、コーチにグサッと一言。

「自分を自分のまま受け入れられない、過去の痛みを乗り越えられていない、そんな人には、対人支援はできません。過去の自分を癒すために人を使って助けた気になるのは長く続かないから。」

もう、胸にグサッときて。

ぐうの音も出なかったです。

こんなにも自分にしっかりと向き合って伝えてくれる人はいなかった。

だからもう、やるしかない!と思えたんです。

自己肯定感のどん底から抜け出す小さな一歩

そんな私がどのようにして自己肯定感のどん底から抜け出したのか?

その小さな一歩は、「どんな自分にも、どんな自分の感情にも、OKを出し、受け入れる」ということ。

自分のいい感情だけを受け入れるのではないというのがポイント。

どんなに嫌な感情が沸き起こっても、「あぁ!どうしてこう思ってしまうんだろう!」と自分を責めるのではなく、「こういう嫌な感情が湧き出ることも自然なこと。そう感じたんだから、それが私なんだ」と受け入れるです。

「こんなことで?」と思われるかもしれませんが、「どんな自分も受け入れる=ありのままの自分を大切にする」ということが大切なんです。

これを半年間でも続けると、「自尊感情」「自己受容感」「自己信頼感」が急激に上昇していくのを感じることができます。

子育てしていると、思い通りにならなかったり、怒りたいわけではないけどついイライラして怒鳴ってしまったり、笑顔になりたいのに疲れ切って能面のようになったりすることありませんか?

そして子供たちが寝た後、「あぁ、どうしてあの時ああしてしまったんだろう」と自分を責めて反省会をする。この反省会は、自己肯定感を下げる大きな要因のひとつ。

〇子どもにイライラしていまう

〇怒りたくないなと思っても怒ってしまう

〇栄養満点の夕食を作りたかったのに冷凍食品を使ってしまう

〇仕事で手一杯で子供と一緒にいるのに携帯ばかり見てしまう

うん。こういう時って自分を責めて反省しがちですよね。

でも違います。そんな時は反省ではなく、「そんな自分も自分。」と受け入れるんです。

〇子どもにイライラしていまう 

 → 「仕事もして疲れ切ってるもん。子どもにイライラしちゃうよね。大丈夫、大丈夫。」

〇怒りたくないなと思っても怒ってしまう

 → 「今日も怒っちゃったな。イライラが抑えきれなかったな。でも大丈夫。そんな自分も自分。」

〇栄養満点の夕食を作りたかったのに冷凍食品を使ってしまう

 → 「あちゃー。今日はちゃんと作りたかったけどな。冷凍食品を使ったけど大丈夫。そんな時もある。次余裕がある時にチャレンジしよう。」

〇仕事で手一杯で子供と一緒にいるのに携帯ばかり見てしまう

 → 「子どもたちとたくさん話しながらごはん食べたかったけど今日は忙しいな。いまは仕事を集中して寝る時にたくさんぎゅっとしよう。」

「だから自分はだめなんだ」と、大切な自分を攻撃することなく、「大丈夫」と自分をよしよししてあげる感覚。

この感覚が掴めたら、少しずつ、少しずつ、目の前が明るくなっていき、空が青く見える感覚になっていくと思います。

コーチングによるサポートの重要性

自分では客観的に自分を見ることはできないので、自分が繰り返し発している言葉や、ノンバーバルなしぐさなど、細かい点をフィードバックしてくれるマイコーチの存在は、笑顔で人生を過ごしていきたい私にとって、とても大きな支えとなりました。

コーチの存在なくしては、いくら自分の「変わりたい!」という意志が強かったとしても、この「小さな一歩」も半年間続けることは難しかったと思います。

コーチは、上下関係ではなく横の関係。

パートナーシップです。

「あなたならできる」「絶対大丈夫」「一緒にやっていきたいんだけど、やってくれる?」

こうやって、全面的に信じてくれて伴走してくれる存在はありがたいのです。

私のことを強く信じて背中を押し続けてくれたコーチのように、私もこれから出会う人たちのことを信じて、一緒に自己肯定感を育て、高めていきたいなと夢ができました!

いかがでしたか?

今日は「『少しずつでも前進!』自己肯定感アップの方法」についてお伝えしていきました。

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