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育休中に考える、会社とのほどよい距離感とは? | ママが知っておきたいポイント

育休中に考える、会社とのほどよい距離感とは? | ママが知っておきたいポイント

こんにちは!

今日は育休中、会社との距離感に関して書いていきたいと思います(*^^*)

私には2度育児休暇の経験があります。
1度目は長男・長女の時。年が近いため続けて取得しました。
2度目は第3子出産のために。
それぞれ違う会社で育児休暇を経験しています。

育児休暇中は、今まで続いてきたキャリアから一度離れ、ホッとする瞬間もありますが、
それと同時に社会から切り離されたようで孤独や焦りを感じる時間が続いてしまいますよね。

きっと、そう感じるのは私だけではないはずです。

今回は、私の2度の育児休暇を通して感じたことについてお話していきます!

薄れていく所属感と膨張していく復帰への不安

1度目の産休・育休前、1社目。
その直前に産休・育休に入られる先輩社員に寄せ書きと花束を贈られていたのに、
私は「明日から産休に入られます!」の言葉だけだった社会人6年目の夏(笑)。

もやもやしながら産休入りしました(笑)。

産休・育休中も同僚や先輩から特に誰からも連絡があるわけではなく(もちろん会社からも)、
「所属感のないまま」時が過ぎていきました。

「いざ復帰」を目前としたときに、
それまでの2年間を振り返ると、誰ともつながっていない。

会社が移転していたこと、
業務のこと、
自分自身が異動していたこと、
上司や仲間が変わっていたことも知らない。

「心理的安全性」を見出すことは困難でした。

ゆっくりと育児休暇をとらせていただき感謝していますが、
心の繋がりのなさに愕然とし、
復帰して働くイメージがどんなに頑張ってもできませんでした。

それまでの会社での働き方や人間関係も振り返った結果、退職を決意しました。

「つながり」がそこにある2社目の育児休暇

2社目では、3歳の息子、1歳の娘を抱えながらフルタイムで転職。

転職先では働く楽しさに加え、働く仲間との「繋がり」を強く築くことができていました。

「心理学的経営」が経営の考え方の基盤にある職場。

仲間ともいろんな会話ができ、
楽しみながら3年間がむしゃらに働きました。

そんな中、コロナ禍の昨春に妊娠。切迫早産の影響で長らく休職。

でも、その「つながり」がしっかりと基盤にあります。

休職中も、産休・育休の今も、
仕事で重要な知らせはメールで来ますし、
仲間ともチャットでやりとりをしています。

一番大きな出来事としては、
休暇前から実施していた社内ラジオのDJを、
育休中も参加できたこと。

話すテーマを決めたりスライドを作ったり、
その中でなんでもない日常の話をしたり・・・。

お休みをしてても社内行事に参加できる。
これって本当にすごいことだと思うのです。

勇気づけの心理学である、アドラー心理学でも、
人が幸福感を感じるために必要だと伝える「所属感」。

育休という、物理的に会社から離れる中でも所属感を感じることができることで、
「心理的安全性」を感じながらゆっくり家族に集中できる。
その環境を創り出していくことは必要ではないでしょうか。

産休・育児休暇中に必要な「会社」とのほどよい距離感

産休・育児休暇中、
会社と業務について繋がっている必要はないですが、
心理的なつながりは必要だと思います。

自分自身が人事制度を作る立場にはないですが、
会社の制度などが変わった時の連絡や社内報の共有、
そして会社の同僚や上司などと気軽に定期的にアップデートができる権利(選択できるものとする)はあるべきではないでしょうか。

それがあればきっと、
育児を楽しみながら、
休暇中の社員は安心して復帰後のイメージを膨らませることができ、
スムーズに復帰することができるでしょう。

 

今回は、「育休中に考える、会社とのほどよい距離感とは? | ママが知っておきたいポイント」についてお話していきましたが、いかがでしょうか?

育休中はどうしても家庭だけの生活になり、孤独感を感じがちです。
余裕が出来たころに少し外に出てみるのもリフレッシュになると思います。

ひとりで悩まず、手を差し伸べてくれる周囲に甘えながら、
職場復帰に向けてあなたのペースで進んで行ってくださいね。

今日もご覧いただきありがとうございました。

Posted by colors in ブログ
新年度のワーママに届けたい♡イライラを手放して自己肯定感が上がる2つの方法

新年度のワーママに届けたい♡イライラを手放して自己肯定感が上がる2つの方法

こんにちは!

春へと季節が変わり始め、天気が落ち着かない日々ですね。

保育園の慣らし保育が終わり、本格的に職場復帰をされる方も多いはず。

最初は「○○しなきゃ!」と育児休暇と同じような状況を目指してしまいがちですが、どうかスタートダッシュはおさえて、ゆっくり自分のペースをつかんでいってくださいね。

さて、イライラが続く新年度。今までのように家事も育児も仕事も進まない。

頑張りたいのに中途半端な所で「ママ―!」って呼ばれる。

仕事では、これから!というときに気が付くとお迎えの時間。

この中途半端な「未完了なタスク」が積み重なると、イライラの原因になってしまいます。今日は、未完了タスクと向き合いながら、イライラせずに、逆に自己肯定感を上げていく方法をお伝えしちゃいます!

<目次>

  • そもそも、「未完了タスク」って何?
  • 「未完了タスク」が引き起こすことは?
  • 未完了タスクを解消するための3つの方法

そもそも、「未完了タスク」って何?

先ほどからお伝えしている「未完了タスク」って何でしょうか?皆さん、聞き馴染みはありますでしょうか?「未完了タスク」は、分かりやすく言うと、「中途半端になってしまい、自分が思い描くように終えられていないタスク(作業)」です。

例えば…

○洗濯物

→洗濯物は取り込めたけど、畳む前に子どもたちが帰って来てしまい、ごはんの準備のために中断。畳み終えたかったけどできなかった。

○仕事

→今日は資料を見栄えよく整えるまでやり切りたかったけど、保育園のお迎えの時間になってしまい中断。明日以降に持ち越し。

○料理

→夕飯を作っていたけど、何度か子どもたちに呼ばれてしまったために中断。何度か中断することになり、予定していた1品を作れずに出してしまった。

などなど、上げたらきりがないです。

まとめると、「未完了タスク」は、自分の「こうしたい」という思いを「完了」することができず、中途半端な状態のままになってしまっていたり、結果的に完了はしたけれども自分が意図した時間や状態まではもっていくことができなかったりする、ひとつひとつの作業(タスク)のことを指すのです。

皆さんはどうでしょうか?自分の日常を振り返ってみると、中断してしまう作業ばかり思い浮かぶ方もいらっしゃるかもしれません。 

「未完了タスク」が引き起こすことは?

ではなぜ、「未完了タスク」は問題となるのか?それは、「未完了タスク」が続くと、完了していない作業に頭が取られてしまい、なかなか次の段階に進むことができません。中途半端な状況が「気がかり」となり、”なんだか次に進めない”心理的状況になってしまうのです。

この状態がずっと続いていくのが子育て期間。文字で見るだけでも、ストレスを感じちゃいますよね。

そう。この状態が続いてしまうと、「何事も完了できない自分=ちゃんとした母親ができていない」などと、自分を攻撃する状況へと自然と脳で変換されてしまいます。それにより、気づかぬ間にイライラが募り、自己肯定感が下がっていってしまうのです。

一方で、「未完了タスクが完了する」ということは、どういうことでしょうか?

それは、”小さな成功体験が積み重ねられている状態”のことを指します。

「やればできるんだ、私!」の状態☆

小さな成功体験とは、未完了タスクを自分が思うように完了まで持って行けた、成功できた!と感じるような体験のこと。この小さな成功体験が積み重なっていくと、「自分はできる子なんだ!」という何よりの自信につながっていきます。小さな成功体験の積み重ねで、自己効力感や自己信頼感が高まり、自己肯定感アップにつながるのです。

未完了タスクを解消するための2つの方法

では、未完了タスクを解消するためにどんなことをしたらいいのか?を3つ、ご紹介していきます!

方法① やりたいこと、やらなければいけないことをとにかく書き出す

規模を問わずに、今現時点で自分が「やりたい!」「やらなければならない!」と思っていることを、これでもかー!というくらいとにかく書き出してみてください。5分間くらいで書き出してみて、時間が足りない!もっと書ける!と思ったら1分ずつ伸ばしていきましょう。

最初にがっつり時間をとってしまうと、不必要なことも書いてしまうので、短い時間で集中して出し切るのがおすすめです。

一覧が出来上がると、視覚的に「やりたいとおもっていること」「やらなければならないこと」が見えてくるので、優先順位が付けやすくなるのです。頭で考えているだけでは、「あれも、これも」と思ってそれだけでいっぱいいっっぱいになりがち。視覚的にまとめていくことが重要なんです。

優先順位を付けるときは、自分自身の時間的な余裕と相談しながら決めていくといいかも。時間がないなと思うときは、「緊急度が高くて重要度が高い」ことに着目して優先順位を付けていけばいいし、逆に少しゆとりがあるときには、「緊急度は低いけど重要度は高い」ことに着目するのもいいですよね。

やりきったら、リストに赤文字などで完了した日付などを添えておくとGood!視覚的に「達成した!」ということが分かると、「自分にできるんだ!」と、自己決定感や自己信頼感が上がっていくので、自己肯定感も徐々に上向きになっていくはずです(#^^#)自分自身と相談しながら進めてみてくださいね。

方法② 絶対に達成できる目標を立てて、1日1つ達成するそしてできた自分を褒める!

「やりたい!」「やらなければならない!」と思っていることがなかなか完了する状態にならないことで、自己肯定感が下がっていくというお話をしてきましたが、小さな成功体験が積み重なれば、自己決定感や自己信頼感があがり自己肯定感があがる、というお話もしてきましたね。

そう、重要なのは完了して成功体験を積み重ねること。

2つ目にご紹介したい方法は、「今日1日の間に絶対に達成できる目標を立てて、1日1つを達成する」、ということを続けていく事はとても大切なんです。これは小さなことで大丈夫。

例えば…

  • 午前中に夕飯の献立を考える
  • 歯医者の予約をする
  • SNSの投稿を作成する
  • スーパーに野菜を買いに行く
  • 子どもの給食マットをアイロンかける
  • 外にランチに行く・・・・・

こんな小さなことでいいの??って感じた方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、大丈夫です!小さなことで大丈夫。大事なのは「完了すること」だからです!

そしてもしその「1日1完了」ができたら、「今日わたしこれができてすごいわぁ!」「めっちゃできたやん、最高ー!!」って、心の中で自分を大げさに褒めることをぜひ習慣化してみてください!これを習慣化していくことで、数ヵ月後、自分自身を信頼する力が少しずつついていることを実感できるようになります。

自分をたくさん
褒めてあげよう!

今日は「新年度のワーママに届けたい♡イライラを手放して自己肯定感が上がる2つの方法」についてお話してきましたが、いかがでしたか?職場のお昼休みや子供たちが夜に寝た後など、もし時間と気持ちの余裕があったら取り組んでみてください♪少しずつですが、今日一歩踏み出したら、数ヵ月後には大きな変化を感じることができます。小さな一歩の積み重ねをぜひ、一緒に感じて見ませんか?

Posted by colors in ブログ