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6歳男子の間欠性外斜視の手術から1年経過報告

6歳男子の間欠性外斜視の手術から1年経過報告

こんにちは!

今日は2022年2月に間欠性外斜視の手術を受けた我が長男の、1年検診の結果をご報告したいと思います!

手術に至るまでの経緯などは、noteに記載しているので、お時間が許す際にぜひご覧いただければ嬉しいです。

「間欠性外斜視と向き合った6年間」note記事はクリック!

生後6ヵ月頃に発覚し、そこから2か月に1度の大学病院通いが始まり、6歳で手術をした息子。

術後直後は、痛さと痒さと、(溶ける)糸の違和感で、不機嫌になることが多かったですが、1か月検診では不愉快な感覚は消えていたそう。ただ、目は充血していて、且つ初めてアレルギー性結膜炎になってしまいました。先生曰く、外気に敏感になってしまっているのかもとのこと。引き続きステロイドとアレルギー薬の点眼、プロペトを両目に塗ることを実施しました。

点眼は術後3ヶ月まで

術後3か月が経過する頃には、目の赤みも治まってきていて、点眼も必要なくなりました(プロペト自体は1ヵ月経つ頃にはしなくてOKでした)。

子供って、点眼を怖がりますよね。それだけじゃなく、プロペトを目に塗るという作業は、私自身も人生の中でしたことがない。

プロペトを目の中に入れるってどんな感触なのか、どの程度目に入れて問題ないのか、本当に分からず不安になりながらも、子供の前では「大丈夫!お母さんは全部わかってるよ~」という感じで堂々とやらなければならないので辛かったのを覚えています。

術後経過は「問題なし!」も視力が落ちる

術後経過は「問題なし」!

立体的にものを見る力も1年でついてきたとのこと!これまでドッジボールやキャッチボールなどができなかった長男ですが、これからは少しずつできるようになりそうです(練習は必要)。

ただ、右目の視力低下が少し見られました。先生曰く、「人は近視になっていくものだから自然なこと」とおっしゃっていましたが、できる限りブルーライト眼鏡をしながらタブレット学習をしたり、長時間テレビゲームをしたりすることのないようにしましょうねと釘をさされてた長男でした。

外斜視は、これからも気を付けて生活をしないと元に戻る可能性があるものです。輻輳訓練という、”寄り目にする練習(真ん中に瞳を持っていく力を付ける練習)”はこれからも引き続き実施する必要があります。

また、「黒板の文字が見えにくいな」、とか、「ものが二重に見えるな」と感じたらすぐに受診しなければなりません。そのため、長男の目の状態については彼と定期的に会話をすること、そして客観的に見て目が元の位置に戻っていないかを確認することがこれからも重要になっていきそうです。

手術の決断は正解しかなかった

彼の目が”通常の位置”に戻って約1年。

保育園時代はよく、「目が変だね」と言われることがありましたが、小学校にあがった今、彼の目について何か言われることはありません。日常生活で気になることもありません。それだけで、彼にとってはとても快適なのです。

手術の決断は本当に正解しかなかったなと感じる毎日です!

斜視の角度や状況により、手術をするかしないかの方針は異なるかと思います。もしも子どもの頃に「目が気になるな」と思ったらぜひまずは町の眼科医へ。きっと適切な治療について方針を立ててくださいます。もしも我が子のように町の眼科医では手に負えない状況であれば、大学病院への紹介状をすぐに用意してくださいます。定期的な通院は仕事をしていると大変な時も多いですが、頑張ってください。心から応援しています…!

今日は「6歳男子の間欠性外斜視の手術から1年経過報告」についてお話してきましたが、いかがでしたか?もしも外斜視や内斜視で悩むことがあれば、何かの参考になれば嬉しいなと思います。今日もここまでご覧いただきありがとうございました!

Posted by colors in ブログ