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【自分に自信のないママに贈る】自己受容の実践記録 〜あるワーママのセルフアクセプタンス方法〜

【自分に自信のないママに贈る】自己受容の実践記録 〜あるワーママのセルフアクセプタンス方法〜

こんにちは!

働くママ、ワーママは、体感覚では秒で終わるような毎日を過ごしているのではとお察しします。

体感では秒でも、その秒の中身は非常に濃くて、
仕事も家庭も思うように行かない自分に不甲斐なさを感じたり、
イライラしてしまう自分に嫌気がさしたりと、
晴れやかな気持ちになる時間が少なかったりしてしまうのではないでしょうか。

何を隠そうこの気持ちは、全て私が感じて来たことです。

  • 仕事で思うような成果を出せない
  • プロジェクトメンバーとの意思疎通が壊滅的な状態
  • 子どもたちの話を聞いてあげられる気持ちの余白がない
  • どんなに朝早く起きても、夜遅くまで起きていても、仕事、家事、育児以外の自分時間がとれず余裕を持てない
  • 身体が思うように動かない

こんな私がどうやって負の状況から抜け出し、夢を追うまでになったのか。

それは、ありのままの自分を受け入れること、つまりは「自己受容」できるようになるために、
取り組み続けた半年間があるからです。

自己肯定感の6つの要素のひとつ、自己受容にフォーカスして、
私の経験をもとに今日から取り組める自己受容を高める実践方法についてお伝えしていきます!

意図せず「逃げる」自分と向き合おうとしたきっかけ

仕事で思うように成果を出せない。

それだけじゃなく同僚と意図するように関係構築ができない。

仕事ではこんなに不安で情けない状況なのに、
母としては笑顔で、「ママがいるから大丈夫!」と、強く、優しくいなければならない

「○○しなければならない」に縛られた、なんとも言えない不均衡の精神の中にいた2019年。

この頃とにかく感じていたは、
「今の仕事で活躍しなくては」
「会社名、役職など人生でなんの意味もなさない。自分の名前で活動できるようにならなければ」
という焦燥感でした。

焦燥感、なんて言っていますが、それは一般的に言う「逃げ」です。

この場所でうまく自分の力を発揮できないのならその場所を去り、新しい環境に身を置くしかない。

SNSを見ると周囲のキラキラ輝く自立して個人で仕事をする人たち。

会社員じゃなくなっても生きていけるようにならなきゃいけない。

もともと人のサポートをするのが好きだからそういう仕事をしたいな。

よし。そうなるためにはあれもしなきゃ、これもしなきゃ・・・・・・。

焦りが募ります。

そんな中、自分の名前で活躍したいのだと考えを話をしていた時にマイコーチに言われた、
ある一言に衝撃が走ります。

 

「自分のことを受け入れていないのに誰かのためにと目を向けても良くないと思う。
嫌な自分を消化するために誰かを幸せにしようとしてもうまくいかないよ。
まずはどんな自分でも受け入れられるようにならきゃ。」
(要約しています、あしからず)

 

なるほど。

確かに。

そっか。

 

自分自身のこと、好きになってあげられていないのに、自分の中の「土台」がしっかりしていないのに
人をサポートをしたいなんて、
人を幸せにしたいなんて、
できるわけないよね――と、ものすごく納得したのです。
(この時は「ドーン!」と後頭部を打たれた衝撃をうけましたが、苦笑)

 

どんな自分でも否定せずに受け入れること

その日から半年間、無我夢中でやったこと。
それは、「どんな自分も受け入れられるように努力する」ということでした。

うまくいったことはもちろんのこと、
他人から言われた言葉に傷つく自分も、
それによって「このやろう!」と思う自分も
どす黒い感情に支配される自分も(笑)、
全て一度「そうそう。こう思っちゃうよね。大丈夫、大丈夫」と心で受け入れて、全肯定してあげること。

つまり、「自分を好きになる」という自己肯定の最初の一歩です。

この取り組みは、ある方に教わってやってみたのですが、
実は最初「そんなことしてもねぇ・・・」と懐疑的でした。

でも、だんだん心の持ちようが変わっていったのです。

それは、自分の感情に気づき、自分を否定せずに抱きしめてあげることができていたからだと思います。

 

物事を「分解」して考えること

このステップの次に実施したのは、「物事を分解して考える」こと。

今まではミスをしたり、
思うようにいかない時に他人からかけられた言葉を120%自分で受け止めてしまい、
「あぁ、なんてダメな自分なんだ・・・」と「全自分」が、「全落ち込み」していたのです。

他人から批判をされたりしても、
その言葉を感情で受け止めず、
まずは冷静になること。

その批判を自分自身の人間性やスキルなどを否定されたと捉えるのではなく、
批判された「事象」だけにフォーカスするようにしていきました。

 

例えば。

企画書を担当の意図と違うように書いてしまい「だめじゃん」と言われたとします。
今までは「だめじゃん=私はダメなやつ」と捉えてしまって落ち込んでしまいました。

しかし今は、「『担当の意図と同じように企画書を書けなかったこと』はダメだったな、
もうちょっとヒアリングが必要だったな、この部分は改善しよう。」と、
「言われた事象」と「自分自身」をつなげずに完全に切り分けて考えられるようにしていったのです。

これは私にとっては大きな大きな前進でした。

分解してとらえることで、
次への改善点が見えてきて、
落ち込むよりも先に
「改善するために取り組むべきこと」にマインドをフォーカスすることができるようになりました。

 

①どんな自分も受け入れて「大丈夫」と肯定をする

②他人から批判された際にも「事象」と「自分自身」を切り離して捉える

 

これを私の場合は約半年間。

来る日も来る日も心掛けて実施していきました。

驚くことに半年も経つと習慣化して、自然とできるようになったのです。

時間はかかりましたが、「ありのままの自分を否定することなく受け入れる」ことができるようになってきて、
そして自分のことを以前より少し好きになりました。

習慣化したとはいえ、
まだまだ落ち込む時もたくさんあります。

「どんな自分でも受け入れられる自分になるには」、道半ばです。
でも、自己肯定感の低かったわたしが少しずつ変わり始めている実感があります。

これからもこの小さな習慣を忘れずに過ごしていきたいと思います。

今日は、「【自分に自信のないママに贈る】自己受容の実践記録 〜あるワーママのセルフアクセプタンス方法〜」についてお話してきましたが、いかがでしたか?

COLORSでは、コーチングを通して自分と向き合うあなたをサポートする、
コーチングセッションを実施しています。

今年こそ変わりたい。
半年後、自分に自信満々で笑顔で子どもや仕事に向き合っていたい。

そんな想いを心に秘めている方がいたら、
一度お話してみませんか?

ご関心がある方はお問い合わせよりいつでもご連絡ください!

 

ここまでご覧いただきありがとうございました!

Posted by colors in ブログ
新年度のワーママに届けたい♡イライラを手放して自己肯定感が上がる2つの方法

新年度のワーママに届けたい♡イライラを手放して自己肯定感が上がる2つの方法

こんにちは!

春へと季節が変わり始め、天気が落ち着かない日々ですね。

保育園の慣らし保育が終わり、本格的に職場復帰をされる方も多いはず。

最初は「○○しなきゃ!」と育児休暇と同じような状況を目指してしまいがちですが、どうかスタートダッシュはおさえて、ゆっくり自分のペースをつかんでいってくださいね。

さて、イライラが続く新年度。今までのように家事も育児も仕事も進まない。

頑張りたいのに中途半端な所で「ママ―!」って呼ばれる。

仕事では、これから!というときに気が付くとお迎えの時間。

この中途半端な「未完了なタスク」が積み重なると、イライラの原因になってしまいます。今日は、未完了タスクと向き合いながら、イライラせずに、逆に自己肯定感を上げていく方法をお伝えしちゃいます!

<目次>

  • そもそも、「未完了タスク」って何?
  • 「未完了タスク」が引き起こすことは?
  • 未完了タスクを解消するための3つの方法

そもそも、「未完了タスク」って何?

先ほどからお伝えしている「未完了タスク」って何でしょうか?皆さん、聞き馴染みはありますでしょうか?「未完了タスク」は、分かりやすく言うと、「中途半端になってしまい、自分が思い描くように終えられていないタスク(作業)」です。

例えば…

○洗濯物

→洗濯物は取り込めたけど、畳む前に子どもたちが帰って来てしまい、ごはんの準備のために中断。畳み終えたかったけどできなかった。

○仕事

→今日は資料を見栄えよく整えるまでやり切りたかったけど、保育園のお迎えの時間になってしまい中断。明日以降に持ち越し。

○料理

→夕飯を作っていたけど、何度か子どもたちに呼ばれてしまったために中断。何度か中断することになり、予定していた1品を作れずに出してしまった。

などなど、上げたらきりがないです。

まとめると、「未完了タスク」は、自分の「こうしたい」という思いを「完了」することができず、中途半端な状態のままになってしまっていたり、結果的に完了はしたけれども自分が意図した時間や状態まではもっていくことができなかったりする、ひとつひとつの作業(タスク)のことを指すのです。

皆さんはどうでしょうか?自分の日常を振り返ってみると、中断してしまう作業ばかり思い浮かぶ方もいらっしゃるかもしれません。 

「未完了タスク」が引き起こすことは?

ではなぜ、「未完了タスク」は問題となるのか?それは、「未完了タスク」が続くと、完了していない作業に頭が取られてしまい、なかなか次の段階に進むことができません。中途半端な状況が「気がかり」となり、”なんだか次に進めない”心理的状況になってしまうのです。

この状態がずっと続いていくのが子育て期間。文字で見るだけでも、ストレスを感じちゃいますよね。

そう。この状態が続いてしまうと、「何事も完了できない自分=ちゃんとした母親ができていない」などと、自分を攻撃する状況へと自然と脳で変換されてしまいます。それにより、気づかぬ間にイライラが募り、自己肯定感が下がっていってしまうのです。

一方で、「未完了タスクが完了する」ということは、どういうことでしょうか?

それは、”小さな成功体験が積み重ねられている状態”のことを指します。

「やればできるんだ、私!」の状態☆

小さな成功体験とは、未完了タスクを自分が思うように完了まで持って行けた、成功できた!と感じるような体験のこと。この小さな成功体験が積み重なっていくと、「自分はできる子なんだ!」という何よりの自信につながっていきます。小さな成功体験の積み重ねで、自己効力感や自己信頼感が高まり、自己肯定感アップにつながるのです。

未完了タスクを解消するための2つの方法

では、未完了タスクを解消するためにどんなことをしたらいいのか?を3つ、ご紹介していきます!

方法① やりたいこと、やらなければいけないことをとにかく書き出す

規模を問わずに、今現時点で自分が「やりたい!」「やらなければならない!」と思っていることを、これでもかー!というくらいとにかく書き出してみてください。5分間くらいで書き出してみて、時間が足りない!もっと書ける!と思ったら1分ずつ伸ばしていきましょう。

最初にがっつり時間をとってしまうと、不必要なことも書いてしまうので、短い時間で集中して出し切るのがおすすめです。

一覧が出来上がると、視覚的に「やりたいとおもっていること」「やらなければならないこと」が見えてくるので、優先順位が付けやすくなるのです。頭で考えているだけでは、「あれも、これも」と思ってそれだけでいっぱいいっっぱいになりがち。視覚的にまとめていくことが重要なんです。

優先順位を付けるときは、自分自身の時間的な余裕と相談しながら決めていくといいかも。時間がないなと思うときは、「緊急度が高くて重要度が高い」ことに着目して優先順位を付けていけばいいし、逆に少しゆとりがあるときには、「緊急度は低いけど重要度は高い」ことに着目するのもいいですよね。

やりきったら、リストに赤文字などで完了した日付などを添えておくとGood!視覚的に「達成した!」ということが分かると、「自分にできるんだ!」と、自己決定感や自己信頼感が上がっていくので、自己肯定感も徐々に上向きになっていくはずです(#^^#)自分自身と相談しながら進めてみてくださいね。

方法② 絶対に達成できる目標を立てて、1日1つ達成するそしてできた自分を褒める!

「やりたい!」「やらなければならない!」と思っていることがなかなか完了する状態にならないことで、自己肯定感が下がっていくというお話をしてきましたが、小さな成功体験が積み重なれば、自己決定感や自己信頼感があがり自己肯定感があがる、というお話もしてきましたね。

そう、重要なのは完了して成功体験を積み重ねること。

2つ目にご紹介したい方法は、「今日1日の間に絶対に達成できる目標を立てて、1日1つを達成する」、ということを続けていく事はとても大切なんです。これは小さなことで大丈夫。

例えば…

  • 午前中に夕飯の献立を考える
  • 歯医者の予約をする
  • SNSの投稿を作成する
  • スーパーに野菜を買いに行く
  • 子どもの給食マットをアイロンかける
  • 外にランチに行く・・・・・

こんな小さなことでいいの??って感じた方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、大丈夫です!小さなことで大丈夫。大事なのは「完了すること」だからです!

そしてもしその「1日1完了」ができたら、「今日わたしこれができてすごいわぁ!」「めっちゃできたやん、最高ー!!」って、心の中で自分を大げさに褒めることをぜひ習慣化してみてください!これを習慣化していくことで、数ヵ月後、自分自身を信頼する力が少しずつついていることを実感できるようになります。

自分をたくさん
褒めてあげよう!

今日は「新年度のワーママに届けたい♡イライラを手放して自己肯定感が上がる2つの方法」についてお話してきましたが、いかがでしたか?職場のお昼休みや子供たちが夜に寝た後など、もし時間と気持ちの余裕があったら取り組んでみてください♪少しずつですが、今日一歩踏み出したら、数ヵ月後には大きな変化を感じることができます。小さな一歩の積み重ねをぜひ、一緒に感じて見ませんか?

Posted by colors in ブログ