育児休暇

育休からの職場復帰!ライフ&キャリアプランニングの方法

育休からの職場復帰!ライフ&キャリアプランニングの方法

こんにちは!

私が1年半の育児休暇を終え、職場復帰してから2週間が経過しました!

最初の1週間は激変した社内システムと職場環境、
新しいメンバーの皆さんに慣れるのに必死な時間。
「業務」はなかったものの、どっと疲れた1週間でした(笑)

2週目は、なんと子どもが発熱。
発熱1歳児を抱えながら在宅で仕事をしています。
ようやく3週目ですが、なかなか解熱せずで結局1日お休みをいただいています。

そんな私の経験談もふまえて、
今日は育休からのスムーズな職場復帰に備えて育休中に考えたい、
「ライフ&キャリアプランニング」の方法についてお話していきたいと思います(*^^*)

「育児と仕事の両立」は永遠のテーマ

育児と仕事の両立は、
多くのワーキングママにとって重要なテーマですよね。

育休明けに待っている職場復帰。
考えれば考えるほど復帰への不安や、
復帰に向けた自分自身のアップデートの必要性を感じるかもしれません。

私自身もそうでした。
今回も、職場復帰直前はやっぱり不安だったし、
今も少しずつ復帰していく中で、
話のテンポに思考が付いていかなかったりとブランクならではの不安を感じています(笑)

でも、今回の育児休暇の復帰は、
前回よりも不安な感情がものすごく低いんです。
それは何故でしょう?

今日は、職場復帰への不安やアップデートへの必要性に関して乗り越える方法などを
お伝えしていきたいと思います!

「ライフ」軸から「キャリア」軸を考えよう

私が所属する日本親子コーチング協会代表理事の原 潤一郎さんに教えていただいた言葉。
それは、「人生には3
つの時期がある」
ということ。

1.歩く時期
絞るのではなく広げてみる。色々試す。
普段やらないこと、今までやったことないこと、経験したことないことに、トライしてみる。

2.走る時期
ここは1つのことに没頭して、どんどん前に進める時期。
どんどんカタチにしていく時期。

3.止まる時期
大事なことは、止まりきること。

何にも考えず、何のメリット・生産性も考えずにのんびりと過ごす。

この3つの時期の中で、
きっと出産による育児休暇は、
「止まる時期」ですよね。

この「止まる時期」には、
自分の過去を振り返って、
自分の過去のこだわり、
自分らしいライフスタイル、
自分らしかった時、
そうじゃない時などを出していき、
導き出していくことが重要だとおっしゃっていました。

立ち止まる時期だからこそ出来ること。
これまでどんな過去があって、
それをどう捉えて、
今の自分はどんな未来に向かいたいと思っているのかをじっくり考えることをおススメします。

未来を考える時。
考える未来が2~3年後の人もいれば、
10年後、20年後の人もいるかもしれません。

その時は「自分がどういう人生(ライフ)を送っていきたいのか」という全体を考えて、
その上で全体の中のキャリアを考えていくことをおすすめします。

あなたはこの後の「未来」を、
どんな風に過ごしていきたいですか?

私は、

  • 自分の名前で生きていけるようになりたい
  • 子どもたちや子育てママと一緒に未来を描いていきたい
  • チームである家族と笑顔で幸せに過ごしていきたい
  • 自分自身、日々アップデートしていきたい

というのを「在りたいライフ」として言語化していきました。

あなたはどうですか?

職場復帰後、どうなっていたい?

次は「キャリア軸」で考えてみてみました。

職場復帰に向けて、どんな自分でいたいのか?
職場復帰後、自分はどうなっていたいのか?
その未来を描いた上で、スキルアップやキャリアプランを考えてみることをおススメします。

私が考えた職場復帰後の在りたい姿は、

  • 余白をもってキャリアと家庭の両立が出来るようになっていたい
  • ライフ軸の夢だけでなくキャリアに繋がる何かを身に着けたい
  • コミュニケーション力を維持・向上させたい(育休中は子どもとだけ会話しがちなので・・・)

という姿でした。

キャリア軸を考える時の大切なポイントは2つです。

まず1つ目は、オンラインなどの研修や資格取得の機会を活用すること。

仕事で必要なスキルを身につけるための研修やオンラインコースが豊富にあります。

私自身は、コーチングになりますが、
オンラインで2つのコーチングスクールに通いました。

子どもを授かった女性に人気の資格と言えば、「保育士さん」。
もし保育士になりたいなら、保育士の資格を勉強するためのオンラインスクールを探してみるのもいいですね。
(例えば大学の通信教育なども!)

自分の興味や目指すキャリアに合わせて、
「ありたい未来」に向けて、研修や資格取得の計画を立ててみてくださいね。

2つ目は、コーチやアドバイザーなどと協力すること。

出産をして、新生児を育てながら何かを成し遂げるのは、
強固な意思や、内的動機が不可欠です。

それらを持ち合わせいたとしても、
日々の育児の中でだんだんと気持ちが薄れていってしまったり、
目標を失ってしまうことも。

育児休暇中だからこそ、専属のコーチとの継続セッションをスケジュールしたり、
これを機にキャリアアドバイザーなどとお話する機会を設けると、
モチベーションを維持ししたまま目標達成することができます!

私自身も、育児休暇の前から継続コーチングセッションを実施していました。
日々のコーチとの連絡で心を整え、1か月に1回のセッションで気持ちを再確認する。

そのおかげで育児休暇中も、自分自身が進化し続けられたと感じています。

3度の育児休暇を通していろんな経験をしてきた私だからこそできる伴走があるかもしれません。
もしもピンときたら、いつでもご連絡くださいね。

大切なのは、「自分がどう在りたいのか」を考えぬくこと。
そして、ひとりで全部やろうとせず、
必要なサポートを受ける勇気を持つこと。

そうすることで、
育児休暇から復帰しても、不安の少ない復帰後の日々を過ごすことができると信じています!

 

いかがでしたか?

今日もここまでご覧いただきありがとうございました!

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【ワーママ&育休から復帰するママへ】最初から完璧を目指さない方がいい理由

【ワーママ&育休から復帰するママへ】最初から完璧を目指さない方がいい理由

こんにちは!

ゴールデンウイークも終わり、
いよいよ5月も本格始動ですね!

「5月病」という言葉もあるくらい、4月の頑張りや無理が気持ちや身体に出てくる頃。
あまり肩ひじ張らず、ゆっくりと前進していけますように。

いよいよ職場復帰ですね

この投稿をご覧になっている方の中には、
既に職場復帰をされている方もいれば、
5月から職場復帰される方もいらっしゃるのではないでしょうか?

4月から復帰されたあなたへ。
1ヶ月間、慣らし保育や慣れない環境での仕事など、本当にお疲れさまでした。
少しずつゆっくりと自分らしいペースを見つけながら、
歩いていってくださいね!応援しています。

5月から復帰されるあなたへ。
実は私も今日、5月8日から職場復帰です。
だから気持ちは同じ。
子どもたちと離れ、少しひとりになる時間があるとはいえ、
そこは仕事。
怖さの方が大きいでしょうか?
私もね、実は怖いです(笑)
一緒に頑張っていける仲間が欲しいです!だからよろしくお願いします!

職場復帰にあたり大切なこととは?

職場復帰や、場合によっては転職など、
「これまで迷惑をかけてきたから」「子どもがいる私を雇ってくれたから」
と、気持ちが先走り全部が全部、完璧にしようと思っていませんか?

まずその「完璧にしなきゃ!」「頑張って期待に応えなきゃ!」の気持ちを抱きしめつつ
すっと脇に置いちゃいましょう

私はこれまで2度の育児休暇と、1度の転職経験があります。
特に転職後は、家でも仕事でもとにかく「できるアピール」をして「完璧」を目指していました。
でもこれって本当に気力も体力も持たないんです。

2ヵ月後には高熱で倒れてました。

その時に学んだ大切ことをお伝えしていきたいと思います。

① 完璧を目指す自分を手放す

まず大切にしたいのは「完璧を目指す自分を手放す」こと。

私が転職した当初は、まだ上の子が3歳で下の子が1歳でした。
始業時間に間に合うように朝7時には保育園に2人を預け、
そのまま駅へ。

特急に乗っている間にメールチェックして返信しまくり、
気が付いたら最寄り駅。

席に着いたら間髪明けずに打ち合わせの嵐。
ランチもおにぎり片手に気が付いたら電車の時間。

18時ぎりぎりに2人をお迎えに行き、そこから怒涛の3時間。

栄養が偏らないように、
笑顔で楽しく食べれるように、
自分の夕食後回しでまずは2人のサポートをして自分はごはんをかきこんで。

お風呂に入れたら寝る前のひと遊びと絵本タイム。

この時点でくたくたなのに、22時から仕事再開。
深夜ようやくPCを消して、朝5時に起きる。

えー!!やりすぎー!!

って、今なら思いますが、その時はとにかく完璧を目指して必死でした。

でもそんなに最初から頑張らなくて大丈夫です。

朝だって少し余裕が出るくらいに起きれば大丈夫。
夕飯、栄養が多少凸凹でも大丈夫。だって給食で栄養取れてるから(保育園に感謝!)。
一緒にゆっくり夕飯を味わって大丈夫だし、
遊ぶの疲れたら「ママは休憩~」って言っても大丈夫。
夜に再開する仕事も、自分のペースがつかめてから大丈夫。
初めから高評価を狙わなくても大丈夫。

ゆっくり構えていきましょう。

② 同僚・上司と適度な「雑談」を

中途入社の方も、職場復帰の方も、
新しい環境に飛び込んでいくのは一緒ですよね。

在宅勤務での復帰の方も多いのではないでしょうか?

組織や会社に馴染んで活躍をするためには、
1日1回以上の上司との「雑談」が重要だという調査があるのはご存じですか?

実はこの調査、私が転職した先で転職当時に携わったものでして、
この調査のおかげで我に返り、
完璧を手放し、
雑談をしたり、ゆるい会話を上司や同僚とできるようになったんです。

ずっと雑談をしていてはだめですが(笑)、適度なら効果抜群。

普段仕事では見せないプライベートなお話も自己開示してお話していくと、
上司や同僚の新しい一面などを発見できて、
それが仕事へのモチベーションだったり、
チームの団結力の強化に繋がります。

自分のペースを見つけながら、
上司、同僚とたくさん「雑談」をして、
職場での自分の居場所づくりをしていきませんか?

③ 「家族はチーム!」助け合える存在になろう

なんといっても、家族は私たちの土台ともいえる大切な場所。

ママの職場復帰や、ママが仕事をしていることを、
応援できる雰囲気を作っていきたいですよね。

家族がチームになるために心掛けたいのは、

「ママはお仕事をしたい!と思っているから仕事をする」ということを伝えること。

子どもたちやパートナーには、「仕事をすること」をポジティブにとらえて、
その上で応援してもらえるように出来るといいなと思いませんか?

私も常々子どもたちに伝えているのは、

「ママはね、お仕事で頑張るのがとっても大切なんだ。
そのために、アメリカの大学にも行ったし、たくさんの経験をしてきたんだよ。
もちろん!みんなで旅行に行ったり、おいしいものを食べたり、みんなが好きな習い事をするためでもあるけど、
ママのための仕事でもあるんだよ。」

ということ。

ママ自身が仕事を肯定していくと、

「ママ、お仕事頑張ってね!」
「ママ、応援してるからね!」
と、たくさんポジティブな言葉をかけてくれます。

「ママが大変だから」と、トイレットペーパーを交換してくれたり、
一番下の弟とおいかけっこしてくれたりと、
自然と協力してくれることも。

そのたびに「ママ、助かる!」と、伝えています。

今日お伝えしたのは、あくまでも私の経験からお伝えできることです。
違う方には違う方の視点がもちろんあります。

自分にあったものを見つけながら、
いろんなところのエッセンスをつまみ食いして(笑)、
自分らしい職場復帰を目指して一歩ずつゆっくりと歩んでください。

心から応援しています!

一緒に頑張りましょうね!

ここまでご覧いただきありがとうございました(*^^*)

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【育休中ワーママに贈る】育休をどう過ごす?実り多い時間にするために伝えたいこと

【育休中ワーママに贈る】育休をどう過ごす?実り多い時間にするために伝えたいこと

こんにちは!

今、育児休暇中の方も、これから育休を予定している方も、「どんな育休にしたいかな?」って考えたことありますか?

私は3人の出産を通して2回育児休暇を取得(うち長男・長女はほぼ年子のため続けての取得)しています。現在は3人目の育児休暇中ですが、来月職場復帰を予定しています。

そんな私の1回目の育児休暇は、「後悔」。2回目は「楽しかった」、そして今回の育児休暇は、「充実」そのものでした!

何故2回目、3回目はポジティブな結果になったのか?

実は、2人目以降は、育休前から、「どんな風に育児休暇を過ごしていきたいのか」についてたくさんイメージして考えてきたからなんです。どんなことをしていったのかをここでご紹介したいと思います!

育休は「立ち止まる時期」だからこそ見えてくるものがある

ワーママの1日って、本当に目まぐるしいですよね。

朝、誰よりも早く起きて旦那さんや子供たちを送りだしたら、自分も出勤。

お昼休憩だってがっつり1時間取れない中で、コンビニ弁当を食べながらPCをカタカタ。

気が付くと夕方になり、帰りの電車に飛び乗る。

まさに高速道路をずーーーっと運転しているようです。

その中でお腹に来てくれた赤ちゃん。

1度目まぐるしい高速道路から降りてパーキングエリアに行く感じ。

それが育児休暇です。

パーキングエリアに行くと言っても、そこで休める訳ではありません。

赤ちゃんが生まれたらその瞬間から寝不足の日々が始まることも。

一度パーキングエリアに入ったら、周りや旦那さんからは「お休みだからゆっくりできるね」「仕事してないから家事・育児よろしくね」なーんて言われちゃったり。なんだかもやもやしちゃいますよね。

でもね、育児休暇中でも、全部が全部、あなたが抱える必要はないんです。

大切なのは、あなたが育児休暇をどう過ごしていきたいのか、ということ。

一度「立ち止まるから」こそ見えてくる、「どうしたいか」の想い。

自分の心に手を当てて、よく考えて欲しいんです。

あなたはどんな育児休暇にしたい?

このブログ記事を読んでいただいている今、あなたはどんな気持ちですか?下のうさちゃんカードから選んでみてください(本当は23枚ありますが簡易的にしています)。

日本親子コーチング協会より抜粋

選べましたか?

何故そのスタンプを選んでくれたのでしょうか?そのカードを選んだ理由を近くの紙に書いてみてください。

書けましたか?ありがとうございます。

そしたら、次に、育児休暇が終わる頃、どんな気持ちになっていたいかなぁ?と想像してうさちゃんスタンプを選んでみてください。

選べましたか?そしたらそのカードを選んだ理由を同じ紙に書いてみてください。

ありがとうございます。

これで、あなたがどんな育児休暇にしたいのか、未来の姿が見えてきましたね!

素敵です!

未来のあなたがどんな気持ちになっていたいのかが分かったら、そんな気持ちになるためにどんなことができそうかを思いっきりワクワクした状態で考えていくだけ。

出てきたことひとつひとつをタイムテーブルに乗せて実行に移していけば、きっとあなたがなりたい未来に向けて少しずつ進んで行けるはずです!

このように、「何をして過ごすか」ではなく、「どんな未来になっていたいか」をまず考えること。そうするとおのずと「どう過ごしたらいいのか」「その中でどんなことができるのか」が見えてくるのです。

私は、3回目の育児休暇は、「バージョンアップした自分でいたい。充実した!って思いたい!」というのが描いた未来でした。そのためにどんな風になっていたいのか、真剣に考えた時に出てきた答えが「ライフコーチになる!」ということだったんです。

この育児休暇中に、日本親子コーチング協会では

  • 認定コーチ
  • ピットインカードインストラクター
  • 子どもコーチインストラクター
  • マスターインストラクター

の4つの資格を取得しました。

さらに、国際コーチング連盟が定める認定スクールで14ヶ月間の学びを先日修了し、あとは認定試験を残すのみとなりました。

さらに、それらの知見を活かし、

  • 副業起業
  • 市民団体立ち上げ&月次イベント開催

をすることができました。

過去2回の育児休暇とは違い、オンラインを駆使してたくさんの仲間、同期と巡り合い、育児休暇中には珍しくたくさんの大人と話す機会を得ることができました。休暇でしたが、ビジネスの頭も回転させることが出来、とてもいいバランスで子育てと望むことができました。

また、これらの学びの中では、「自分自身を信じること」、「人に頼ること」の大切さも学ぶことができました。

「自分はどう在りたいのか?」は自分次第でいかようにでもできる

この1年間で挑戦し続けて感じたことは、「自分自身がどう在りたいのか?」は、自分次第でいかようにでもできるということ。「変わりたい!」「挑戦したい!」の想いがあれば、育児休暇中にバージョンアップすることは絶対にできるんです。

そこにさらに全面的に信じてくれて応援してくれるライフコーチがいたらさらに最強。

私はこれからも、育児も仕事も挑戦し続けたい!と願うママさんの一番の味方としてライフコーチをしていきたいと強く思っています!

今日は、「【育休中ワーママに贈る】育休をどう過ごす?実り多い時間にするために伝えたいこと」についてお話してきましたが、いかがでしたか?

もしも育児休暇中にバージョンアップしたい!という思いがあり、ライフコーチによる伴走にご関心がある方はいつでもお問い合わせください♪お待ちしています。

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【育休明けママへ】職場復帰はいつがいい?3児のワーママが伝えるこの時期がベスト!

【育休明けママへ】職場復帰はいつがいい?3児のワーママが伝えるこの時期がベスト!

こんにちは!

新年度を迎え、4月も折り返しましたね。
慣らし保育を終えて、少しずつ職場復帰される方も多いのではないでしょうか?

何を隠そう私自身も、3人目の育児休暇を終え、もうすぐ復帰です。
3人目の育児休暇からの復帰日は、これまでの経験から、5月初旬にしました(自治体によっては4月復帰がマストのところもありますが、私の住んでいる自治体は5月10日までの復帰でOK)。
その理由をお話していきたいと思います。

慣らし保育が終わる頃に出始める「子どもたちの疲れ」

保育園の入園後、多くの場合実施するのが「慣らし保育」。
慣らし保育では、自治体や園の方針にもよりますが、だいたい10日間程かけて、子供たちが家族から離れて保育園という場所と環境に慣れるために設けられています。

そのため、慣らし保育が完了する4月中旬に職場復帰される方が多いのではないかと思います。職場としても、この頃の復帰を期待しているはず。


でも、実は4月を折り返すこの頃が一番要注意なんです。
なぜなら、子供たちの疲れが見え始める頃だから。
そう、少しずつ新しい環境に慣れてきた子供たちですが、これまでの頑張りから、発熱をはじめとする体調不良が出始めて、復帰早々休まなければならない事態に陥るからです。

我が家の場合、長男がこのケースにピタリと当てはまり、「慣らし保育が完了したな、復帰するぞ!」と復帰した4月中旬頃から体調不良になり、結局5月頭まで全く登園できない日々が続きました。貴重な有給を使いまくってしまいました。


長女の頃は、育児休暇中に支援センターに積極的に出かけていたこともあり、数か月は風邪をひくことなく過ごすことができていました。今、まさに慣らし保育を終えた次男は、その直後から鼻水や咳の症状が出始めてひやひやしています。

慣らし保育が完了したからといって、安心できないのが、なんとも歯がゆいですね。でも子供たちは新しい環境に慣れるために毎日頑張ってくれています。それだけはしっかりと感謝を伝えていきたいですね。

親も2段階で慣れる時間があるとなおGood

子どもたちに「慣らし保育」があるように、親である私たちにも、これから過ごす「日常」に気持ちと身体を慣らす時間が必要だと思います。そのためには、職場復帰までの期間を、2つのフェーズで捉えてみるといいなと思います。

フェーズ1(4月1日~慣らし保育完了期):
子どもと一緒に保育園に慣れよう!(子どもの慣らし保育期間)

フェーズ1は、文字通り、子どもの慣らし保育の期間です。

最初は1時間から預け始めて、徐々に時間を長くしていきます。10日間程かけて徐々に場所に慣れ、先生やお友達に慣れ、園生活全体に慣れていきます。

この間、親としてやることは、保育園の送迎や園のシステムに慣れることと、先生との信頼関係を構築できるようにお話をしていくことです。これから数年間お世話になる保育園。出来ることならお互いに無理せずに自然体で付き合っていきたいですよね。積極的にお話をして(もちろん、周りの方も同様にその機会を持ちたいと思っていると思うので占領しないようにしながら)、お互いの理解に努めていきたい時期ですよね。

この期間が終わる頃には、子供たちも少しずつ保育園で笑顔が見られるようになったり、徐々にお昼寝の時間が延びて行ったりします。我が子が保育園に慣れてくれると、少しホッとしますよね。

フェーズ2(慣らし保育完了後1週間~2週間):
仕事のある日常を想定して「ルーティーン」に慣れよう!(自分の慣らし期間)

さあ、子供たちが保育園に慣れ始めてくれました。少しずつ保育園に預ける時間を仕事がある日の時間へと広げていきます。そして始めたいのが、自分自身の慣らし期間です。

  • 起床時間
  • 朝のルーティーン
  • 保育園への送り時間
  • 時間への意識(仕事をしている予定の時間を意識する)
  • 保育園へのお迎え時間
  • お迎え後のルーティーン(お風呂、夕食など)
  • 寝かしつけ
  • 次の日に向けた準備  ・・・

慣らし保育中は、登園時間が決まっているため、どうしても仕事をする時よりも遅い時間に保育園へ送っていかなければなりません。

例えば、育児休暇中、子供たちは「おかあさんといっしょ」の放送が終わってから保育園へ行くのが普通になっているとします。でも、復帰したら現実では、まだ番組が放送中の朝8時には家を出発して保育園に向かわなければなりません。

慣らし保育終了後、急激にスケジュールを早めて保育園へ連れていきますか?大人の都合で急に習慣を変えると、子供たちも「いつもと違う!」と朝の不機嫌の原因になりかねません。復帰をしてしまうと不機嫌と朝から対峙するのは大変ですが、復帰前だとゆっくりとフォローができるのです。

そこで、「自分の慣らし時間」として1週間~2週間の余白期間を取って見てはどうでしょうか?
この「自分の慣らし期間」は、仕事があると想定して新しい日常のルーティーンに慣れていく時間。少しずつ朝8時に家を出れるように子どもたちを起こす時間を調整していくことができます。

慣らし保育後に急激なスケジュールの変化をするのではなく、送迎の時間などを親の日常に徐々に慣らしていく、親自身も子どもたちと一緒にそのスケジュールに慣れていく、この「自分の慣らし期間」をとることは非常に重要なのです。

もちろん、パートナーとの協力体制が不可欠な仕事復帰。ママも、パパも、2段階で新しい生活に慣れる時間が取れるとなお安心ですね。

復帰日は仕事人生の中で長い目で見て考えるといい

職場の皆さんが大変な中、1年以上も育児休暇を頂いているため、「早く復帰しないといけない!」と思いがち。でも、本当にそうなのでしょうか?

キャリアを長い目で見ると、4月に復帰することと、5月に復帰することでは大きな違いはありません。

もちろん、復帰した後は、それまでサポートしてくださっていた同僚・上司の皆さんに必ず感謝の気持ちを伝えること、復帰後も真摯に仕事と向き合うこと、そして産休・育休に入られる人がいたら今度はサポート役に回ること、などはもちろん必要です。

でも、復帰直後にバタバタして後悔してしまうよりは、復帰前に「自分の慣らし時間」という名の余白をとり、気持ちに余裕をもって復帰した方が、きっと復帰後最高のパフォーマンスができるでしょう。復職面談の際、上司にもその気持ちを共有してみてくださいね。

私も皆さんと一緒に職場復帰を頑張りたいと思います!

まずは「頑張りすぎず」「スタートダッシュしすぎず」自分らしい仕事の仕方を思い出せるようにしていくつもりです。働くママ、本当に素敵です!一緒に頑張っていきましょう!

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新しい育児休暇制度誕生!ママ・パパ育児休暇を支える同僚を応援する時代になっている件!

新しい育児休暇制度誕生!ママ・パパ育児休暇を支える同僚を応援する時代になっている件!

こんにちは!

今日は私のライフコーチングのテーマでもある育児休暇に関する新しい話題について考えていきたいなと思います!

先日、読売新聞や各テレビ局で報道されていた、「育休取ったら同僚に「応援手当」最大10万円…三井住友海上が4月導入、職場の受け入れ促す」というニュース。

育児休暇を取得する方がいる職場にいるメンバーに対して一律で手当てを支給するよ、という制度。

今までは、産休・育休と言えば、取得する側へのサポートを企業は特に注力していたと思います。

おかげで私たちは、仕事から離れて赤ちゃんだけに全力投球できていました。

でも、本当は自分が休むことでいろんな人に迷惑をかけてしまっている現状に、「申し訳ないな」と感じていたはずです。

休職する側の「申し訳ない」という「もやもや」も、おめでたいことだけど負担を有無も言えず引き受けるメンバー側の「もやもや」も、企業がこのように残されるメンバー側の金銭的な支援をしてくれることで、お互い霧が晴れたようにモチベーション高く時間を過ごせるのではないかなと感じました。

今ある制度よりもより良いものを。

企業が考えを止めず、行動に移してくれている素敵な事例だなと思いご紹介しました!

共働き家庭が多い現代社会だからこそ、ありがたい取り組みですね。

今回は新しい育児休暇の制度についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

ママも、パパも、そして支える同僚・上司のみなさんも、充実した時間になる世の中になっていきますように。

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小学1年生の子を持つママが、育児休暇中に感じるメリットと考えておきたいこと

小学1年生の子を持つママが、育児休暇中に感じるメリットと考えておきたいこと

こんにちは!

今回は、「小学1年生の子を持つママが育児休暇中に感じるメリットと考えておきたいこと」について書いていきたいと思います。

私自身、3人目の育児休暇中に長男が小学1年生になる、という経験をしました。

もうすぐ小学2年生になる息子を1年間傍で見てきた経験から書いていきます。

育児休暇が小学校1年生の時期と重なった際に感じるメリット

その①: 子どもの帰宅後の習慣化ができる

小学1年生の頃に、帰宅後の習慣化が出来たのは大きなメリットのひとつです。

〇 連絡帳を出す

〇 宿題・音読をする

〇 水筒・給食袋・体操服などを出す(給食袋は交換)

〇 鉛筆を確認して必要があれば削り、ランドセルを所定の位置に戻す

〇 すべて終わってから好きなことをする(OR 習い事の準備をする)

学童保育によっては、宿題タイムをとるところもあれば、

特別に宿題に対する時間を設けずにすべて自由にする(生徒の自主性を尊重するということ)というところもあり、

この習慣化ができる場合とできない場合があると感じています。

そのため、「小学生としての帰宅後の習慣化」という意味でも、

この時期に母親が家にいるということは、息子にとってとても有意義だったと思います。

毎日定位置に戻そうね!を練習

その②: 放課後に思いっきり自由に遊ぶという経験ができる

前述した一連の「習慣」が終わった後は、自由に遊ぶことができます。

家でも、外でも、おじいちゃん&おばあちゃんのおうちでも、どこでも。

「学校は本当に疲れるんだよ。自由じゃないんだよ~・・・。」これが口癖の息子(笑)

保育園児から小学生へのトランジション(移行)は、そう簡単にはできるものではないようで、

多方面から疲れがでるよう。

我が家の場合、特に「自由度の低さ」がストレスの要因でした。

息子が通った保育園は、カリキュラムがない「自由保育」をテーマに掲げていたため、

”遊びは自分で決める”がモットーでした。

1日がほぼ自由時間。

そのため、勉強のために45分間じっとしていたり、休憩時間が10分ずつしかなかったり、

「決まったことを決まったようにする」ことの積み重ねが、彼を疲れさせていたのです。

そのような日常で感じた疲れを発散できる環境にあったのは、

学校生活を送るために必要だったなと感じています。

いまは新2年生に向けて、「学校とはどういうところか」「学童で過ごすとはどういうことか」を体験をもって徐々に理解を深めているので、準備は整ったかなと感じています。

特に夏は夜になるまで思いっきり遊んでました♪

その: 関心のある習い事への挑戦ができる

コロナが流行りだして以降、在宅勤務が中心だった私は、

長男が年中の頃から平日も習い事をしていました。

その習い事も続けることができましたし、小学生になったからできる習い事にも挑戦することができました。その中で気に入ったものは2年生になっても続けられるようにスケジュール調整をしますが、”やってみたけど合わなかったもの”について潔く辞めました。

ここで重要なのは、「挑戦することができる」ということ。

「やりたい!」と思っても、体験を受けて、入会手続きをして、道具を一式そろえて・・・などを考えると、仕事をしながら調整するのは至難の業ですよね。

時間と心に余裕がある育児休暇中は、長男の「やってみたい!」に合わせて動くことができました。

そのため、彼もやりたいことに挑戦出来てスッキリ。

充実している彼の顔を見ていると、挑戦できる環境にあってよかったなぁと感じます。

その④: 学校でのトラブルの解決が早い

小学校は、保育園と違い、「実態が見えにくい」です(特に長男の時はコロナの影響もあり…)。

担任の先生に会うのは1年の内で、3~4回。

実際先生と会って直接会話ができるのは、その中での15分間の保護者面談のみ。

我が家は「ピットインカード」のおかげで、「今日1日どんなことがあったのか」、「どのような気持ちだったのか」を話してくれる習慣があったので学校での出来事を把握できていましたが、

「なかなか子どもが学校での話を家でしてくれない…」と悩むお母さん方もいらっしゃいます。

我が家は入学してから5回以上、友達との間で起こったことに関して電話対応がありました。

いつも同じお友達からちょっとした意地悪をされてしまう、というような内容でしたが、

放課後すぐに電話がかかってきて、その後帰宅した息子に状況ヒアリングもでき、

簡単な問題であればその場で解決できるのはよかったなと思います。

仕事があると、状況を担任の先生から聞いたとしても、

我が子からヒアリングするまでの時間があいてしまうため、子どもの記憶も鮮明じゃない場合もあるのではないでしょうか。

1年生という小学校への入り口を進むこの時期にその対応ができたのは、親としてよかったなぁと感じています。

育児休暇が小学校1年生の時期と重なった際に考えておきたいこと

その①: 新2年生へ進級時に希望する学童保育の枠がない場合がある

学童問題については居住する地域の自治体の取り組みにもよりますが、

私が居住する千葉県印西市は、

2018年には、東洋経済の住みよさランキングで7年連続1位になるなど、

都心のベッドタウンとして注目されている場所(参考:Business Journal)。

そのため人口増加スピードがとても速く、

その副作用として教育機関が追い付いていないという現状があります。

毎年のように保育園やこども園は新設しますが、

遅れているのが学童保育。

本当に狭き門なのです。

特に、新1年生の段階で入所できていない場合、

その子どもたちが持ち上がるため、

新2年生で入所する枠がないという問題に直面するのです。

2023年3月10日現在でも、学童保育に落ちてしまったという話題が出ていますが

本当に他人事ではない状況です。

新2年生として入所する予定の長男も、最寄り駅圏内で学童が見つからず(定員オーバーで面接すらできず)、隣駅の学童に決まりました(入所できるだけでありがたいという境地です)。

後述しますが、我が家の場合、

学童への見学を1年生に進学してすぐ実施したこと、

その後学童保育の情報が入所できるように市役所などへの情報ヒアリングも実施したことが功を奏して、1年生の11月の段階で学童保育は決定することができました。

「アンテナを張る」ことの重要さを痛感した経験でした。

その②: 保育園と学童の雰囲気の差を見ておく必要性がある

我が家の場合、長男が小学1年生になってすぐの5月頃に、

育休後に候補となる学童保育数か所へ見学をしに行きました。

目的としては、「学童とはどんなところなのか、どのような雰囲気なのか」を長男に実際に体感してほしかったのと、親である自分自身も各学童の雰囲気やシステム、お迎えまでどう過ごすのかを把握したかったからです。

5つの施設を回る中で、パンフレットやHPでは分からない、さまざまなことに気づきました。

(これは全ての学童で感じたことではなく、それぞれの施設を見学して回る中で感じたことです。)

〇 保育園とは違い学童保育の先生方は”小学生たちが逸脱した行為をしないか”という目で見ている

〇 それぞれの学童に特色がある(習い事に自由に行ける、宿題を見てくれる/見てもらえない、習い事はなくすべて自由保育・・・など)

〇 長期休みの時の子どもの昼食についての選択肢がさまざまなこと。

  お弁当持参? 給食? 仕出し弁当? 保育園併設の場合は保育園と同じメニュー?など。

〇 見守る職員の数の少なさ(ある学童では事務員兼運転手兼見守り員をひとりでやられていて、とてもじゃないけど30人見れる環境ではないなぁと感じたことも)

これらは、パンフレットには掲載されていないことで、直接見学に行かないと分からないことでした。

その③: 長男「やっぱり家に帰りたいな」と感じることも

1年間という長い期間を学校から直接家に帰宅していたため、

「4月から急に5日間学童に通います!」と言われてもやっぱり子どもの中でも葛藤があるよう。

そんな時に思い出すのが「人生はグラデーション」という言葉。

少しずつ、少しずつ、今の状態から学童へ通う状況へ慣れていけばいい。

そういう気持ちで構えることにしました。

職場復帰までは、段階を踏んで、学童に慣れるということです。

〇1週目は、学童で習い事がある日だけ行ってみる

〇2週目は、学童での習い事がある日以外も1日、2日と延ばしてみる

〇3週目は、週5日行ってみる

など。

ペースについては、長男がどうしたいのかを最大限に聞きながら、

私の職場復帰の時期と合わせて作戦会議をしていこうと思います。

今回は、小学1年生の子を持つママが、育児休暇中に感じるメリットと考えておきたいことについてお話してきましたが、いかがでしたか?

育児休暇が小学校1年生への進学と重なった場合には、何かお役に立てる情報になればいいなぁと思います。ここまでご覧いただきありがとうございました!

Posted by colors in ブログ