
今日は、パパである夫を頼ることが大切だと気づいたお話を少し。
私には3人の子どもがいますが、
長男を出産した後は、産後鬱なども相まって、
育児にパパを巻き込むことができないでいました。
みなさんはどうでしたか?
私が巻き込めなかった理由、
それは「パパに任せると長男が泣くから」です。
泣いたらね、私自身が我慢できなかったんです。
「あー!また泣かして。もう。」って。
段々と頼らなくなり、
パパは育児についてあまり分からないまま時が過ぎていきました。
そして2021年11月。私たちに3人目となる次男が生まれてから、
私はその「頼らない」を手放しました。
えっ、どうやって手放したの?
って思いますよね。
それはまさに「パパを信頼する」ことを選んだからです。
今日はそのポイントをお伝えしちゃいます。
1.全部まるっとパパに任せる!
パパにお任せしたい時、
そのタスクは切り出すのではなく「まるっと全て」お任せするのがおススメです!
中途半端に渡してしまったり、引き取ってしまったりすると、
パパの自由度を奪ってしまうかも。
パパに任せたらなるべく触らない。
その場からいなくなってもいいと思います。
パパのやり方を模索してもらって確率するまでは、
陰ながら「じーっと、じーっと、がまん、がまん!」(おかいつファンは分かる曲?)の強い精神で、
まるっとお任せしちゃいましょう!
2.終わった後は「アイメッセージ」でお礼を伝える
「アイメッセージ」ってご存じですか?
相手に言葉を伝えるときに、必ず主語を「私(”I”=英語のアイ)」にすることです。
【You Message】わぁ、こんなにやってくれたの!(あなたは)えらいね!
※主語があなただと、評価されているように感じて、相手がなかなかその言葉を吸収してくれません。
【I Message】わぁ、こんなにやってくれたの!私は本当に助かった!すごいなって私は思ったよ!
※主語が私だと、それは私の感想なので、相手は否定しようがなく素直に受け止めてくれるのです。
ぜひ、この秘技を(笑)使ってみてください♪
3.子どもたちの感想をこそっと伝える
「Overheard Communication(オーバーハードコミュニケーション)」って聞いたことありますか?
「Overheard」=人づてに聞いた、という意味。
これは、時に人は直接人からほめられるよりも、
「あの人があなたのことをこんな風にほめていたよ!」
と人づてに聞くとなんだからより嬉しくなっちゃうってこと。
だから時々(毎回じゃなく)、
「子どもたちがね、パパと一緒に公園行くのめっちゃ楽しいって喜んでたよ!」
などと子どもたちの感想を伝えてみてください♪
ちょっと口角が上がるパパを想像しちゃいますね!
4.「パパのやり方」を受け止める
一番最初にお伝えした「パパにまるっと任せる」のところでもお伝えしましたが、
パパだって、パパがやりやすいやり方がありますよね。
どしても女性が家庭にいる時間や育児に携わる時間が多いから、
自分がやりやすいようにレイアウトしたり、
方法を見出したりしてるけど、
パパだって、
任されたら自分らしく頑張りたいはず。
だから、
決定的な何かがある以外は、
どうかパパのやり方を「受け止めて」あげるといいかもしれません。
ポイントは「受け止める」ということ。
「受け入れる」のではないです。
”あ、パパはこのやり方がいいのね”と受け止める。
どうしても受け止められないときは、
お礼とともに改善してほしい方法を伝えて、
それについて「どう思うか」を聞いてみてください。
パパも、それを聞いてぐっと思考を回してくれるはずです♬
実はこの「人に任せる」は、
アドラー心理学の幸福の3条件の中のひとつなんです。
この3つの条件が満たされていると人は幸せを感じるというもの。
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1.自分を好きでいる(自己受容)
2.他者を好きでいる、信頼できる(他者信頼)← 人に任せる!はココ!
3.世の中に貢献できる(貢献感)
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パパが信頼できる状態になることが、
はたまた自分自身の幸せになる。
素敵ですよね。
私が所属する日本親子コーチング協会の認定コーチコースでは、
コーチングだけではなく、
アドラー心理学の考え方などもぐぐっと学んでいきます♪
Happyなかぞく運営をするためのコミュニケーションのヒントが満載です!
さて、ここまで読んでみて、いかがでしたか?
いきなり全部のことをやってみるのはハードルが高いなぁと思う方は、
ベイビーステップとして1個ずつからでも挑戦してもらえたらと思います♬
それが積み重なったらきっと、
在りたい姿になっていくから絶対大丈夫!ですよ。